クリエイターとしてChouChoや上田麗奈、 Little Glee Monsterなどジャンルを問わず幅広くアーティストへの楽曲提供を行い、自身もシンガーソングライターとして活動を行ってきたrionos(リオノス)がついにランティスでアーティストデビュー!新進気鋭のアーティストが、一度聴くと心を掴んで離さない楽曲と、すべてを包み込むように優しく繊細な歌声で、今作品を美しく彩ります!
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シンガーソングライターとしてインディーズシーンで活躍するいっぽうで、クリエイターとしてChouChoや上田麗奈、 Little Glee Monsterなどへの楽曲提供も行うなど、幅広い音楽活動を行ってきたrionos(リオノス)が、ついに!ランティスからアーティストとしてメジャーデビューすることとなった。そのファーストシングルが、TVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』のED主題歌に抜擢された「ハシタイロ」だ。作詞・作曲はもちろんのこと、編曲もrionos自身が担当している。
<ココが聴きどころ!>
優しい響きを持つハスキーボイス、どことなくメロウだけど印象的な気がつくといつまでも心に残っているメロディ、アコースティック楽器をメインとした心地よい音色に満ちたアレンジと、何から何までrionosらしさ溢れる渾身の一作!といいたくなる完成度の高い楽曲なのだが、驚いたのはハイレゾ版の音のクリアさだ。なんと、今回の楽曲制作には、レコーディングやミキシングなどの制作工程で、192kHz/32bit Float環境を活用しているのだという。環境が許すかぎりの最善スペックで楽曲を作り上げようとするのは、聴く側としては嬉しいかぎり。
ちなみに、制作陣がそこまでハイクオリティのフォーマットにこだわったのは、楽曲制作の質を上げることで音楽そのものの表現力を高め、更なる可能性を探るためなのではなかろうか。実際、rionosの楽曲はとても深い“意味”を注ぎ込んだようにも感じる、素晴らしい楽曲に仕上がっている。アニソンから音楽の可能性を探る意欲的な楽曲が誕生するなんて、とても興味深いし、とても素敵だ。個人的には“いいぞいいぞ、もっとやれ!”といった気持ちである。芸術性や聴き心地の良さにこだわるアニソンがあっても、いいじゃないか。
(野村ケンジ)